注文住宅が対応する形式
注文住宅は、依頼主の要望に合わせて自由に設計できる特徴があります。当然ながら土地の広さや予算による限界はありますが、対応する住宅の形式はかなり豊富だと考えてよいでしょう。
まず一般的といえるのは、平屋建てや2階建ての住宅です。これらの形式は日本の住宅としては基本的なスタイルなので、ほぼすべてのメーカーで対応しています。また、狭い土地に対応するために地下室や3階建てへの対応もよくある事例です。狭い土地で居住スペースを確保しようとすると、3階建てなどの設計を検討せざるを得ません。さらには、傾斜のある土地でも注文住宅は建築可能です。建築予定の土地の図面などをメーカー担当者に見せれば、基本となるプランを提案してくれます。かなり自由な設計が可能なので、予算や家のイメージを明確にしておくと最適な設計を得られるはずです。イメージが漠然としていても、担当者との打ち合わせを通じて明確にできるので安心してください。
価格をおさえたい場合の設備の選び方
憧れの注文住宅を建てることを考えている人の中には、価格面での折り合いがつけば購入を考えたいという気持ちがある場合があります。自分の好きな間取りやデザイン、収納などを実現することができる注文住宅は、自分の理想を形にすることができるのですが、欲張ってしまうと価格が高くなってしまい実現することができなくなってしまうので工夫することが必要です。
注文住宅で費用を削減しやすいポイントが、トイレやキッチン、バスルームなどの設備になります。機能的な最新式の物を選びたくなる人が多く、ビルトインタイプの食器洗い乾燥機やオーブン、最新式のシステムキッチンや最新式のバスルームなどつけたいものがたくさんあると思います。実際の生活を想像して、必要最低限の機能が付いており、お得ならひとつかふたつ前のモデルを選ぶこともおすすめです。色々な機能はとても魅力的ですが、実際には使わないことも多いので、必ず使う機能が付いているシンプルなモデルを選ぶようにすることが、注文住宅の価格をおさえるポイントのひとつです。